「足が痛い」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?今回は、「下肢(足・脚)の痛み」について、代表的な疾患と治療法についてお伝えします。
こんな足の症状でお困りではありませんか?
□足がつる
□足首が痛む
□足首が腫れている
□体重をかけると足首が痛む
□足首のまわりで内出血が起こっている
□足の裏が痛む
□朝、歩き始めの痛み
□ジャンプした時の踵に痛み
□足の親指が変形している
□足の親指の付け根が痛む・腫れている
これらは疾患が原因でおこります。それぞれの疾患の特徴や治療法について次の項でお伝えします。これらの疾患でお困りの場合は、お気軽にみつば会総合クリニックまでご相談ください。
代表的な下肢(足・脚)の痛みの疾患3つの症状
①足関節捻挫
足関節捻挫とは、日常生活やスポーツで足首を内側にひねって起こる捻挫です。放置すると痛みが残ったり、足首が不安定になったりする場合があるので、そのままにせずにクリニックで適切な診断・治療を受けるようにしましょう。捻挫した直後はRICE(ライス)療法を行い、痛みや腫れを我慢して歩いたりするのは避けるようにしましょう。
主な症状
・足首が痛む
・足首が腫れている
・体重をかけると足首が痛む
・足首のまわりで内出血が起こっている
※RICE(ライス)療法…RICE処置とは、肉離れや打撲、捻挫など外傷を受けたときの基本的な応急処置方法。Rest(安静)・Icing(冷却)・Compression(圧迫)・Elevation(挙上)の4つの処置の頭文字から名付けられました。早期にRICE処置を行うことで、内出血や腫れ、痛みを抑え、回復を助ける効果があります。
②足底筋膜炎
足底筋膜炎とは、足の裏にある靭帯(足底筋膜)で炎症が起こった状態です。過度なジョギングなどのトレーニング、偏平足、合わない靴を履き続けているなどのことが原因で炎症が起こります。
主な症状
・足の裏が痛む
・朝、歩き始めに痛みを難じる
・ジャンプした時に踵に痛みを感じる
③外反母趾
外反母趾とは、足の親指が小指側に曲がって変形する疾患です。親指の付け根で痛みや腫れが起こるため、靴を履いて歩くのがつらくなる場合があります。
主な原因
・ハイヒールなどによる足の先端への過度な負担で、女性の多くみられます。
主な症状
・足の親指が小指側に曲がっている
・足の親指の付け根が痛む
・足の親指の付け根が腫れている
・痛みのために靴を履いて歩くのがつらくなる