前回まで、生活習慣病である、糖尿病、肥満、糖質異常症、高血圧症などのお話をお伝えしてきましたが、今回は、“その他の生活習慣病”として、他にもある病気や原因についてお伝えします。
生活習慣病と言われる病気
生活習慣病は、前回お伝えした糖尿病、肥満、糖質異常症、高血圧症の他に次の病気が考えられます。
心筋梗塞
動脈硬化によって、心臓の血管に血栓が生じて、血液が流れなくなり心筋の細胞が壊れてしまう病気です。
脳卒中
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の総称を脳卒中といいます。
脳梗塞は脳の血管が詰まった状態です。さらに高血圧の程度が強いと、脳の血管が破れる脳出血、脳の血管に動脈瘤が発生・破裂してしまうのがくも膜下出血です。
肺がん
喫煙などが原因で、気管支や肺胞の細胞がガン化する病気です。
慢性気管支炎
喫煙などが原因で、気管や気管支が慢性的に炎症を起こし、咳やたんが続く状態です。
大腸がん
食生活、飲酒、喫煙などが原因で、大腸(結腸・直腸・肛門)に発生したがんのことです。
肝硬変
腹水、黄疸、吐血といった症状が表れる病気です。アルコールが原因となることが多く、日本酒約7合を15年以上飲み続けると約50%の確率で生じるとされています。
脂肪肝
中性脂肪が肝臓内に多く蓄積した状態。肝炎を引き起こし、肝硬変にまで進行する可能性もあります。
病気を引き起こす原因別の分類
上記の病気を引き起こす原因別に分類すると以下のようになります。
食習慣が原因で発症する疾患
糖尿病、肥満症、高脂血症、高血圧、大腸がん
運動不足が原因で発症する疾患
(進行すれば、心筋梗塞や脳卒中などの循環器疾患に発展する危険性)
糖尿病、肥満、高脂血症、高血圧症
喫煙が原因で発症する疾患
肺がん、慢性気管支炎
過度な飲酒が原因で発症する疾患
肝硬変や脂肪肝などの肝疾患
まとめ
生活習慣病は、進行すると命にかかわるような深刻な病気が多く、かからないことが一番大切です。生活習慣病を予防するためには、大きく分けて「運動」「食事」「たばこ」「飲酒」「睡眠」の5つの観点で対策をすることができます。それぞれの生活習慣を見直したとき、どの観点のものを取り組む必要があるのかを整理して、自身の生活習慣を改善しましょう。阿倍野区・天王寺のみつば会総合クリニックでは、地域のかかりつけ医として、そして総合クリニックとして、皆様から様々な症状・お悩みを承ります。お困りの症状がございましたら、まずは一度お気軽にご連絡ください。