食事療法、投薬など治療法には様々あります。治療の効果を高めると期待されているものに運動療法があります。みつば会総合クリニックでも積極的に行なっている治療法です。今回は、その“運動療法”について詳しくお伝えします。
運動療法について
運動療法とは運動を行うことで障害や疾患の症状の改善や予防を図ることです。
主な内容は次の5つです。
歩行訓練
関節可動域訓練
心肺機能改善訓練
筋力増強訓練
まひ回復促進訓練
運動療法の流れついて
運動療法の流れは次のようになります。
①問診…患者様にヒアリングし、症状が出る状況を確認します。
②評価…全身を検査して、症状はどこから起因するのかなどを検証します。痛みが出る動作は、患部以外にも原因がある場合が考えられます。
③治療と再評価…治療は問診や評価の結果に基づいて、患者さんに最適な方法を提案し、実践していきます。治療が終わると、効果を確認するため、再評価を行います。その後、治療方針を固めていきます。
④自主トレーニングの指導…日常生活でも手軽にできる自主トレーニングを実践指導します。自宅や会社の昼休みなどにできる簡単な内容になります。日常生活指導も組み合わせて指導し、患部に無理がかからない体づくりを支援します。
運動療法の効果ついて
運動療法の主な効果は次の通りです。
□血糖値が下がる
□血圧が下がる
□体重が減少
□心肺機能が活性
□下半身の筋力が増えて老化防止
□血行を促進
□ストレスの解消
□体力がついて日常生活が楽になる
まとめ
阿倍野区・天王寺のみつば会総合クリニックでは、整形外科専門医による整形外科診療も行っており、肩こり・腰痛・関節の痛みなどに対して専門的な検査・治療を行うほか、隣接する整骨院と連携しておりますのでリハビリを受けていただくことも可能です。患者様の年齢や性別、症状に応じた運動療法を医師の指示のもと専門スタッフが個別にメニューを作成して提供しますので、安心して運動療法を受けていただけます。また、運動療法を行う専門スペースを完備しています。機能回復訓練のほか、スポーツ選手のケアからリハビリに至るまで、多様な要望に応えられる体制を整えています。