ブログ

  • HOME>
  • ブログ>
  • 【院長ブログ】物忘れについて(原因と症状・・・

【院長ブログ】物忘れについて(原因と症状)

2026.09.23

「物忘れ」といっても偶発的なものではなく、初期の認知症や脳疾患を原因として起こる場合もあります。いずれも早期の対応が必要です。そこで今回は“物忘れについて(原因と症状)”についてお伝えします。ご自身で物忘れが増えてきたと感じたとき、またご家族に指摘されたときには、お早目に阿倍野区・天王寺のみつば会総合クリニックにご相談ください。

加齢が原因の物忘れ

加齢による物忘れの特徴は、「うっかり」であることです。たとえば頼まれていたことを忘れていても、指摘されたときに「あ、そうだった」と思い出せるのであれば、加齢による物忘れである可能性が高いと言えます。また、加齢による物忘れには、以下のような特徴があります。

□忘れっぽくなっていることを理解している

□体験そのものは覚えているが、その中の細部を忘れている

□日常生活や長い年月をかけて覚えた行為などに支障がない

□物事の適切・不適切といった判断はできる

認知症が原因の物忘れ

認知症は、日常生活で支障をきたし、記憶力だけでなく、思考・理解・計算・学習・言語・判断といった能力が落ちていく状態のことを言います。加齢による物忘れとは異なり、記憶がすっぽりと抜け落ちてしまうのが特徴です。

認知症による物忘れには、以下のような特徴があります。

□忘れっぽくなっていることを自覚できていない

□体験したこと自体を忘れてしまっている

□日常生活や、長い年月をかけて覚えた行為などに支障が生じる

□物事の適切・不適切といった判断ができない

脳疾患が原因の物忘れ

 

物忘れは、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍、水頭症などの脳疾患の症状の一つとして起こることもあります。

物忘れ以外に以下のような症状がある場合には注意してください。

・慢性硬膜下血腫…頭痛、吐き気、嘔吐、麻痺、しびれ、痙攣、言葉が出づらい、意欲の低下

・脳腫瘍…頭痛、吐き気、嘔吐、視力低下、表情の引きつり、体の片側の麻痺

・水頭症…頭痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、倦怠感

原因を特定し、早期発見・早期治療がカギ

物忘れの原因、認知症の有無を調べる検査には次のようなものがあります。早期発見し早期治療は、病状の進行にも関わってくる大事なこと。当院でもご相談は可能です。

神経心理検査

記憶障害などの程度を調べるために、簡単な質問に答える検査を行います。長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)やミニメンタル検査(MMSE)などがあります。

画像検査

脳梗塞や脳出血の有無や脳萎縮の程度を調べるために、頭部CTや頭部MRIなどの画像検査を行います。脳血流が保たれているかどうかを調べるために脳血流SPECTを行うことがあります。また、レビー小体型認知症の診断のために、MIBG心筋シンチグラフィを行うこともあります。

その他の検査

必要に応じて、血液検査や心電図検査を行うこともあります。

お電話

06-6633-3636

LINE予約

オンライン
診療

各種問診票